無料壁紙花 オミナエシ
科属:オミナエシ科オミナエシ属
学名:Patrinia scabiosifolia
花期:6~9月
原産地:東アジア
園芸分類:多年草
オミナエシ(女郎花 Patrinia scabiosifolia)は、被子植物双子葉植物合弁花類オミナエシ科の多年生植物で、秋の七草の一つ。沖縄をのぞく日本全土および中国から東シベリアにかけて分布している。チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。
形態
夏までは根出葉だけを伸ばし、その後花茎を立てる。葉はやや固くてしわがある。草の丈は60-100cm程度。8-10月に黄色い花を咲かせる。
日当たりの良い草地に生える。手入れの行き届いたため池の土手などは好適な生育地であったが、現在では放棄された場所が多く、そのために自生地は非常に減少している。 日本では万葉の昔から愛されて、前栽、切花などに用いられてきた。漢方にも用いられる。
同じ科の種
オトコエシ(男郎花 Patrinia villosa)
オミナエシより全体的に大きく、8-9月に白い花をつける。乾燥させた根を煎じたものには解毒効果があるとされている。若い苗は食用にもなる。
カノコソウ(鹿子草・吉草根 Valeriana fauriei)
カノコソウ属(Valeriana)紅色の花をつける
西洋カノコソウ (Valeriana officinalis )
鎮静、催眠効果、食欲抑制。魔よけ。根が強烈に臭い。ネコやネズミがこの臭いを好むため毒と混ぜてネズミ退治に使われた。
マーシュ(ノヂシャ Valerianella olitoria)
若葉を食用とする。グリム童話「ラプンツェル」に出てくる野菜。
ハクサンオミナエシ (Patrinia friloba)
キンレイカ(金鈴花 Patrinia triloba)
生薬
全草を乾燥させて煎じたもの(敗醤)には、解熱・解毒作用があるとされる。また、花のみを集めたものを黄屈花(おうくつか)という。これらは生薬として単味で利用されることが多く、あまり漢方薬(漢方方剤)としては使われない。
文化
意匠・色目
襲色目の一つ
文学
万葉集:秋の七草:「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
源氏物語では歌の言葉、前栽の花や襲色目の名として何箇所にも出てくる
「女郎花しほるゝ野辺をいづことて一夜ばかりの宿を借りけむ」(夕霧の巻)
「霧ふかきあしたの原のをみなへし心をよせて見る人ぞ見る」(総角の巻)
「ほど近き法の御山をたのみたる女郎花かと見ゆるなりけれ 晶子」(与謝野晶子の『源氏物語』訳「手習」より)
その他
花言葉:美人
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