無料壁紙花 オニバス・鬼蓮
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| 科属:スイレン科オニバス属 学名:Euryale ferox 和名:オニバス(鬼蓮) 英名:Gorgon plant 又は Prickly water lily オニバス(鬼蓮)とはスイレン科の一年生の水生植物である。浮水性の水草であり、夏ごろに巨大な葉を水面に広げる。 植物全体に大きなトゲが生えており、「鬼」の名が付けられている。特に葉の表裏に生えるトゲは固く鋭い。 葉の表面には不規則なシワが入っており、ハスやスイレン等と見分ける事が出来る。 また、ハスと違って葉が水面より高く出ることはなく、地下茎(レンコン)もない。 春ごろに水底の種が発芽し、矢じり型の葉が水中に現れる。茎は塊状で短く、葉は水底近くから水面へと次々に伸びていき、成長するにつれて形も細長いハート型から円形へ変わっていく。 円形の葉は、丸くシワだらけの折り畳まれた姿で水面に顔を出し広がる。円形葉の大きさは直径30cmから2m程度と巨大で、1911年には富山県氷見市で直径267cmの葉が見つかっている。 | ![]() 1024×768ピクセル 494kb |
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花は水中での閉鎖花が多く、自家受粉で100個程度の種子をつくる。種子はハスと違って球形で直径1cm程度。 8月から9月ごろに葉を突き破って花茎を伸ばし、紫色の花(開放花)を咲かせる事もある。
種子はやがて水底に沈むが、全てが翌年に発芽するとは限らず、数年から数十年休眠してから発芽することが知られている。
また冬季に水が干上がって種子が直接空気にふれる等の刺激が加わることで発芽が促されることも知られており、そのために自生地の状態によってはオニバスが多数見られる年と見られない年ができる事がある。
分布
アジア原産で、現在ではアジア東部とインドに見られる。
日本では本州、四国、九州の湖沼や河川に生息していたが、環境の悪化や埋め立てなどで自生地は急速に減少し、国のレッドデータブックで絶滅危惧II類に指定されている。
かつて宮城県が日本での北限だったが絶滅してしまい、現在では新潟県新潟市が北限となっている。
オニバスが7月~9月上旬まで都立水元公園で見学できます。
その日の天候などにより、花の咲く数がまちまちですが、見れないということはないでしょう。
人間とのかかわり
葉柄や種子を食用としている地域もあるが、大規模には利用されていない。
農家にとってオニバスは、しばしば排除の対象になることがある。ジュンサイなどの水草を採取したりなど、池で農作業を行う場合、巨大な葉を持つオニバスは邪魔でしかないうえ、鋭いトゲが全体に生えているために嫌われる羽目になる。 また、オニバスの葉が水面を覆い水中が酸欠状態になったため、魚が死んで異臭を放つようになり、周囲の住民から苦情が出たという話もある。
水が少ない地域に作られるため池では水位の低下は死活問題に直結するが、オニバスの巨大な葉は水を蒸散させてしまうとされて歓迎されない事もあった。
現在では全国的に自生地の消滅が相次ぎ絶滅が心配されていることもあり、オニバスを含めた環境の保全運動も起きている。 溜め池に関しても減反や水事情の改善によって以前よりも必要性が薄れており、管理している水利組合等との話し合いによって保全活動が行われているところもある。
中国ではオニバスの種子が食材として使われたり、漢方薬として用いられている。
オオオニバス
子供を載せた写真で知られるハスに似た植物は南米原産のオオオニバス(学名:Victoria amazonica )であり、オニバスとは別のオオオニバス属の植物。 オオオニバスとパラグアイオオオニバスの2種からなり、2種の交配品も作られている。 オニバスと違って葉の縁が立ち上がり、ヒツジグサに似た花を付ける。この花はスジコガネモドキ類(コガネムシ科カブトムシ亜科スジコガネモドキ族)の昆虫によって他花受粉し結実することが知られている。 日本では植物園などで見られることがある。
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